ニュースの現場中継はほんとうに必要なのだろうか?
安倍元総理が暴徒に撃たれお亡くなりになった。
翌日の朝のニュースは撃たれた場所ではなく、安倍さんの自宅横からの現場中継だった。
このシーンを見ながら その現場から生中継する必要があるのだろうかと感じました。
忍野村の行方不明者の捜索急展開の時は現場周辺からの生中継だった。
慌ただしくいきかう関係車両やトラロープがとても臨場感があった。
殺人事件の時などは警察署前からの報道もあった。こちらはそこにいてもなにも伝わらないけどと感じたものだった。
翻って今回の場合、なぜ朝早くから被害者の家を映し、そこからなにを伝えようとしたかったのだろうか?
悲しみにくれる遺族 と口では話しているけど
その遺族にたいして、大騒ぎをして夜遅くから遺族や周辺の家庭に多大な迷惑をかけて続けているのが自分たちマスコミだということに気づいていないのだろうか?
だから現場からのレポートも原稿をたどたどしく読んでいて、伝えようとすることが全く伝わってこなかった。
やっつけの仕事みたい。
誰ため、なんのためにニュースを読むのか、ほんとうによく考えてほしいと感じた朝だった。