東京偏重のコロナ報道に喝!
コロナの第4波がきているようだ。
一時期オリンピック批判に終始して、コロナから少し離れていた夕方のワイドショーも
東京の速報に一喜一憂する報道をまた再開した。
反対していたオリンピックの明るい話題を素直に報道したくない中でTVにとっても格好の話題なのかもしれない。
そして東京の感染者数のグラフを示して、危機を煽るのはこれまでと同じ手法だ。
では東京以外はというと、東京と同じように増えているというだけで細かいことは省略されている。
一時期やっていたワクチン接種割合と重症化率や重症患者数は東京以外の都道府県はどうなっているんだろうか?
もっと全国的な詳しい状況を伝えてほしいものだ。
たしかに東京以外も増えているが、他の多くの都道府県緊急事態宣言もせず、東京がやれないお酒を提供する居酒屋や
観光地を営業しきているのだ。多少増えるのは当然だ。また私の県にも緊急事態宣言がでている東京から多くの観光客が
押し寄せて来られている。マンボウの首都圏からも同様だ。それも増えている原因のひとつでもある。
たぶんもう辛抱の限界なんだと思います。
実際に気をつけているはずのタレントさんやアナウンサーさんも次々と感染されています。ということはTV局や番組
制作スタッフにも広く感染者が出ていることを意味すると思います。
声高にワイドショーなどで危機感を煽っているTV局でさえ自己管理ができていないことになります。
それを責めているわけではありません。危機を煽る報道や政府などの政策を非難するだけの報道は
もう時代遅れだといっているのです。
コロナワクチンの接種が進んでいる今、
どれだけワクチンの効果(重症化率の低下)がでているのか、
どこの都道府県がいい方策を取り、業績(接種率だけでなく、産業の復興も)をあげているのか、
中等症以上の患者に有効な治療法はどこまでわかってきているのか?
コロナは当初インフルエンザと比較され、たいしたことがないという議論が一部にはあったが
予防策や治療法が見つかっていないこともあってその議論は下火になった。
イギリスなどワクチン接種が進み重症化率が極端に低下した国で、インフルエンザのような扱いに
なってきている国もある。いつそこに日本の認識が到達するのか、もう考え報道すべきと思います。