サッカーワールドカップ観戦記 その2 日本代表のよかったこととこれからのこと
TVに日本代表選手がよくでている、またサッカーが盛り上がっているようだ。これも今回の功績ですね。
ネットなどでは裏話などもでてるが、次のイレブン予想もよくみかけるようになった。
相変わらずこの選手はいいからと選ぶのはファンや評論家も進化してないなぁとも感じます。
まずは今回の反省からでしょ、、、
よかった点
◯ターンオーバー制
堅守速攻の戦略としてはうまくいっていたと思います。これまでのように怪我を考えて補欠選手を選ぶというのではなく
いろいろな戦略がとれる選手を選ぶというのはいい考えだと感じました。Jでは横浜がこれで優勝しました。
今後も先発選手というのではなく、ターンオーバー制を考えて同じようなポジションで数名戦略にあった選手を選択されると
思います。従来のような先発予測はあまり意味を持たないかと感じる部分です。
ただ「速攻」に重きを置きすぎたため、攻撃の戦略のパターンが少なく、選手の怪我もあってコスタリカ戦などはうまくはまりませんでした。今後の改善ポイントのひとつだと思います。
◯ボランチ重視
予選のオーストラリア戦でトリプルボランチがうまく機能したことから「堅守速攻」の中心的な考えになった感があります。
ボランチ出身の森保監督からすれば当然帰結かと。ここは日本は新しい選手が育ちつつあるので早くたくさん海外にでて
力をつけてほしいと思います。大会を通じて激務で怪我をしやすくイエローももらいやすいポジションなので多めに召集して
おけばと感じました。
改善すべき点
他のチームの試合を見て感じたことです。
◯止める、ける、かわす の個人能力の強化
日本人は器用でボールさばきうまいといわれてるが、実際試合でプレッシャーが強い場合ではまだまだと感じた。
あの久保さんですらよく奪われてました。トラップ、体の使い方、パスの速さ精度など小さい頃からの練習を大きく改善していかないといけないレベルだと感じました。谷口さんなど川崎出身の選手が通用していたのも日頃の練習の成果かと。川崎がJリーグで結果をだしているのでもっと他のチームも取り入れてほしいものです。
またFWの特長で足が速いとかドリブルが得意と書かれている選手が多いが、ワールドカップ全体を見てもアフリカの選手などはDFでもめちゃ早く器用な選手が多かった。あれに通用するテクニックが必要ですね。体の強さも。
◯GKの強化
権田さんは素晴らしい反応でゴールを死守されたがドイツのコーナーキックではほとんどハイボールに対応できていなくて不安でした。またクロアチア戦などはかなり疲れが残っていた。ドイツやコスタリカはダニエルさん、スペインは権田さんなどとGKも試合毎のターンオーバー制をされてもよかったのではないだろうか。
若いキーパーがJリーグで多く育ち、海外でやっている選手もでてきているので成長に期待したい。
◯攻撃リーダーの育成
今回期待されていた鎌田さんはワールドカップ予選にずっと加わってきたわけではなく終盤に参加されました。そのせいか本番になってからうまくまわりと連携できなかったように感じました。彼のポテンシャルが発揮されればもっと攻撃パターンが増えたのだと。昔の考え方のトップ下でなく、攻撃的なボランチとしてクロアチアのモドリッチのように攻撃のリーダーとして縦横無尽に動いて活躍してほしいと感じています。そうなることでそのポジションを目指す選手も増えてくると思います。もう少し体力をつけてぜひ。
これから次に向けて、修正なのか大きな変革が必要なのかで意見が分かれると思うが私は日本全体を強くするためには大きな変革がまだまだ必要だと感じます。なので監督やスタッフも変えてほしいですね。